非常事態、それぞれの決断

次男、三男とFukushima50を観ました。

あの日、原子炉建屋に残った名もなき50人の作業員たち。
突然やってきた地震と津波。
それに怯えることもならず、
日本のために原子炉爆発を抑えました。
最初から最後まで、胸が締め付けられる想いでした。

コロナ対策の一つ空きの席で
次男がしきりに手で涙を拭っているのが見える。

私ならどうするだろう?
自分が逃げたら格納庫が爆発して、東日本は壊滅。
日本列島も危ないかもしれない。

残るも地獄、逃げるも地獄。


線量の高い現場で、自身の身の危険は覚悟して作業にあたらなければならない。
その1人に、ある日突然選ばれてしまった。

あの日知らなかった事実。
知らなかったストーリー。

世界中がコロナ一色の今も
最前線で戦っている人がいることを忘れたくないと思う。

批判するのは簡単。
文句を言うのも簡単。

今この状況で自分には何ができるのか、
それぞれが最善を尽くす。
それだけなんだと思います。

2020年は、大きな転換期だという人が多い。
幕末の時代と似ているという人もいる。
これまで当たり前だったことが当たり前ではなくなる。
これまでスポットが当たっていたことが陰になる。

そんな中で今起こっているパンデミックには
大きな意味があるように思えてなりません。

これまで気軽に往来できていた世界が閉ざされました。
中国では日本は重点区域に指定され、
15時間かけてCPR検査が行われます。
住んでいる区域によっては、
専用施設へと隔離になります。
それでも私の周りでは帰る人が増えています。

ご自分の仕事、
お子さんの学校の件、
日本に住む場所がない、

色んな理由があるかと思います。

非常事態になったときに人は試される。
そこでどんな選択をして、
どんな行動をとり、
どんな言葉を選ぶのか。
そこにその人自身の価値観が映し出されます。

その決断によって

衝突や別れ。
そんなことも出てきています。

FUKSHIMA50の中で
現場で熾烈な指揮をとった当直長が、
避難所に帰った時に
人々の白い目が向けられました。

こちらから見た景色と
あちらから見た景色は違う。

物事に、
正解、不正解でなく、
この人のこの決断には
どんなストーリーがあったのだろう?
と考えられる人でありたいと思います。

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