受験期、親にできること。

幼い頃は笑っても泣いてもなにしても
無条件に可愛かった三男ちゃん。
我が家の最後の高校受験が無事終わりました。
ネタにされたくないお年頃なので、
お子様と繋がっている方はご内密に笑

彼は1から10まで順序だてて勉強して、
全てがわからないと先に進めないタイプでした。
要領のいいお兄ちゃん達が、英語の長文などを
「わからなくても飛ばして読むといい」
「答え見て予測したらいい」
とアドバイスしても、
どうしても分からない単語が気になってしまう。

たくさんの知識を記憶して、
短時間の試験でアウトプットする
日本の受験には不向きなように感じました。

インターナショナルスクールも見学させたりしましたが、
小1から中3まで9年も上海で過ごした息子は
「日本」を選択しました。
お友達が大好きな彼は、
お兄ちゃんたちと同じ「寮」のある学校を選択しました。

そこから、彼の戦いが始まりました。
「意味が分からないと覚えられない、先に進めない」

科目によっては1年生から戻って勉強しました。
毎日夜の11時まで塾に通いました。
休みの日も通いました。

時には涙しながら勉強しました。

彼のモチベーションは
「日本に帰りたい」「仲間とともに生活してみたい」
それだけでした。

「医者になりたい」「その道の研究者になりたい」
など高尚なモチベーションを期待されるお母様もいらっしゃいますが、
私自身、高校入学理由が「制服が可愛い」でしたので笑
本人のやる気に火をつけることができれば
なんでもいいのだと思います。

3兄弟の中で一番苦戦するか?と思えた三男でしたが
私がとった行動は兄たちと全く同じ。

①環境を整える
②覚悟を決める
③自分を信じる

でした。

①「環境を整える」
15歳。親より社会に育ててもらう時期に入っています。
塾の先生に現状を洗いざらいお知らせしました。
そしてあとはプロにお任せして先生の計画通りに動きました。

②「覚悟を決める」
最悪はなにか?を考えました。
日本に行きたい三男の最悪は、
日本の学校を全て不合格になること。
上海に残ること。
そうなったときのシチュエーションをリアルに考え、
覚悟を決めました。

③「自分を信じる」
最悪になった場合、乗り越えるのは三男です。
もしかしたら自信を失くしてしまうかもしれません。
やる気がなくなって学校に行けなくなるかもしれません。
そしてそれは彼の人生であって、
その選択を糧にできるかできないかは彼が決めることなのです。
私にできることは
「その状況になったとしても応援できる自分を信じる」
それだけです。
ここで大切なのは、子供を信じるのではないこと。
「自分を信じる」のです。

おかげさまで三男も無事第一志望の高校に合格できました。

気分にムラがあり、家では全く勉強せずギターばかり弾いていた長男。
仲間に会えるのが楽しくて鼻歌歌って塾に通っていた次男。
時間をかけて丁寧に勉強し直した三男。

3つの方法はタイプの違うどの子供にも有効でした。
そして、なにより親の気持ちが安定しているので、
家族がとても平和でした。

これから受験本番だと思います。
みなさまの何らかのお役に立てれば幸いです。

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