この冬休み、日本に住んでいる長男が逆帰省していました。

上海のお正月はのんびりしていて大好きです。
家族でいろんな話をしました。

長男の思考回路は幼い頃から
なかなか理解できません。

自分の感性が動くものにしか興味を示さない。
拘りが強い。
自分なりの哲学がある。
一旦決めたら誰がなんといっても貫く。

なので、コントロール不可能です。
もう諦めてます。笑

そんな彼が何かの拍子に、
「高校があまり面白くなかった」と言いました。

親としてはブチ切れますよね~。
多額のお金を払って、
寮のある高校に通わせてるのですから。

でも、

子供のネガティヴな発言は、額面通りにとって反応してはいけません。

「なんてこと言うの!」
「高い学費払ってるのに!
「だったら帰ってきなさーいっっ!!」

このまま言うと、まず相手は黙ります。
特に男の子は貝になります。
そして真相は闇の中。

本当に高校が楽しくなかったのかな?
何か他の理由があるのかな?
子供の本当の気持ちを聞く機会を失ってしまいます。

子供のネガティヴな言葉はダミーです。
その裏に必ず「聞いてほしい心の声」が隠れています。
そこと繋がった時、心から安心するし、子供を信じることができるようになるのです。

「高校面白くなかった。」
「面白くなかったんだね。楽しんでいると思っていたからびっくりだなー。」

「いや、授業がね。面白くない授業もあった。」
「なるほど。あなたは興味ないことはできないからね。昔から。」

「早く大学に行って、専門的に好きな勉強だけしたい。」
「何がしたいの?」
「心理学や、メディア関係。」
「大学が楽しみだね。」

という、なんとも平穏な流れになりました。

お母さんが伝えていいのは、彼の言ったことのフィードバックと、自分の気持ちだけ。

そこに、お母さんの主観や感情は入れない方がいい。
相手を否定したり、
コントロールする言葉が入ると
とたんに子供は戦闘態勢になります。

変えようとすると変えられまいともっと頑なになる。
認めてあげるとオープンマインドになる。

親子の会話はまさに
「北風と太陽」ですね。

*このコラムは香港ポケットページ2017年2月に掲載されました。

〜Mail Magazine〜

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