信じることができれば

長男は自分の腑に落ちたことしかやらない。
次男は周りに敏感に反応するシャイボーイ。
三男は思春期真っ只中のジャックナイフ。

それぞれが今の過程を生きてます。
これが完成形ではないし、日々進化している。

彼らの一挙手一動に反応すると、
日々イライラすることばかり。
質問しても答えない。
答えてもボソボソ言うのと母の耳も聞こえにくく、聞き取れない。
何度か聞き返すと、人目が気になり怒って「もういい!」
日々そんなことの繰り返し。
思春期の男子と更年期の母のぶつかり合いです。笑

この春休みはそんなややこしい彼らを連れて、
長男の1人暮らし準備で東京→主人の実家の神戸→私の弟家族と母が住む愛知に移動。

行く先々でジャックナイフな彼らは、すこぶる機嫌が悪い。
「そういう時期だね。」
「大変だね。」
なんていう周りの方の言葉にも以前の私なら敏感に反応して、
子供たちにイライラしていたと思います。

その裏にある心をみることができるようになってから
気持ちは落ち着いています。

この旅でも彼らといろんな話をしました。
彼らの気持ちが見えるたび、心の深い部分で安心し、満たされる。
彼らと「繋がっている」と感じることができている。
彼らの本音が見えているから、周りの目が気になるお年頃、
人前では話しかけないでほしい、
かっこつけちゃう彼らを理解できているのだと思います。

一見問題と思われるようなことが起こっても、
周りから批判されても、
心がみえれば、
繋がっていれば、
揺れることはないのです。

では、どうしたら繋がることができるのでしょうか。

答えはとてもシンプル。

自分の中の気持ちを伝えること。
ポジティブな気持ちも
ネガティヴな気持ちもそのままを伝える。

ときには泣きながら、
ときには怒りながら、
そこにがあれば
必ず伝わる。

伝わると相手の心に届く。
届いたら必ず返してくれるのです。

届かないのは、
自分の気持ちじゃない言葉。
世間体を気にする言葉だったり、
体裁だったり、
そんな装いの言葉は届かない。

通じ合い、
信じることができれば
手放せるのだと思います。

安心して人生の大波に預けられる。
困難に出逢っても、失敗しても、
彼らなら大丈夫。

それが糧となり、大きく成長するのを私は知っている。

思春期の海外生活は、部活も思いきりできず、
言葉の壁があり、
自由に街を歩くこともできないけれど、
こうして、じっくり話す機会に恵まれていることを嬉しく思います。

長男は1人東京へ。
私たちは上海へ。

またそれぞれの人生の旅がはじまります。

*このコラムは香港ポケットページ2017年5月に掲載されました。


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