【第3回】「愛の選択」と「恐れの選択」〜べきはもう要らない〜

あなたの心のグラスはどれくらい満たされていますか?

一家の太陽であるお母さんの心が満たされてなければ

旦那様や子供から愛を奪うことになります。

お母さんが満たされるといっぱいになった愛があふれます。

その愛は家族を満たし、満たされた家族は社会を満たし、

世界はもっと平和になると思うのです。

○○してほしい。

○○してくれない。

だから私は満たされない。

くれない族になっていませんか?

こんなにやってあげてるのに。

私ばっかり。

私も長い間そう思ってました。

「家族のために」やりたいことがあっても我慢する。

疲れていてもいいお母さんを目指して頑張る。

そうして生まれた不機嫌を家族にぶつけてまた落ち込むのです。

お母さんが愛を注ぐべきなのは家族ではない。

自分自身なのです。

自分自身を愛するということは愛の選択を選ぶこと。

愛の選択は

「心からわくわくすること」、「心の底からやりたいこと」

自分の中から生まれる気持ち。

恐れの選択は

「しなければならないこと」「したほうがいいこと」

他人の目を気にして生まれる気持ち。

「今日はご飯作りたくない!」

「たまには1人で出かけたい!」

心の声に答えてあげること。

自分を満たすためにどうすればいいか考えること。

それはわがままなんかじゃない。

自分の心の声に嘘をつかない生き方です。

自分の声を無視し続けると、自分を愛せなくなります。
自分を愛せない人は人を愛することができない。

旦那様のために、子供のためにと言いながら

自分の空っぽの心を満たすために

コントロールが始まります。

他人を自分の思うように動かそうとします。

それは本当の愛ではない。

本当の愛はその人のありのままを信じることができる心です。

自分で自分を満たせる人に。
そしてあなたからあふれた愛が家族を、世界を幸せにするのです。

*このコラムは2016.11に香港ポケットページに掲載されました。