次男ちゃん、1人で、日本で、「第2の分離」体験中
この春から日本の高校に入学した次男に会いに行ってきました。
北京で生まれ、小学2年生から上海で育った次男。
何から何まで初めての日本高校生活。
定期券の使い方が分からなかったり、
電車の区間快速を知らなかったり、
夏の制服を取りに行ってお金を払わず帰ってきたり。
全力で日本をお勉強中でございます笑
部活をして帰ると19:00。
そこから食事とお風呂。
21:00から22:00は食堂で勉強。
そのあとの自由時間は友人が各部屋を行ったり来たりするようで。
忙しすぎて母に連絡をする時間がありません笑
上海から入学した3人の男子に
お寿司を食べさせてあげたかったのですが
当日になっても
部活があるのかないのか?
何時に集合できるのか?
が分からず。。。
恥ずかしながら担任の先生に次男に連絡するよう
伝えていただいた次第ですT^T
そんな次男から手紙をもらいました。
母上、父上へ(父上母上だろっ笑)
学校について話そうと思いましたが、
プリン(愛犬)が頭から離れません。
頑張って離そうとしますがまたついてきます。
プリンが頭の中を駆け回ります。プリンが夢に出てきます。
可愛いけどしつこいです。
でもそんなプリンが大好きでチュ。
いつしかプリンの写真を見てにやけています。
気持ち悪いです。
あとニキビなかなかなおんないから助けてほしいです。
プリンのことばかり話していても駄目なので
学校について話したいと思います。
学校は(プリンの絵)です。
プリンに邪魔されたので寝ます。おやすみなさい。
主人は「なにこれ?」と呆れています笑
次男は今楽しくて仕方がないんだね。
そんな話をしました。
私自身、学生時代の短期留学で
毎日楽しくて家族のことを一度も思い出さなかった私に
帰国してから「日程表を見ながらあなたと一緒に旅してた」
と母から言われてびっくりしたのを思い出しました。
母と子には温度差がある。
お腹の中で一体だった子供が分離して生まれ、
そして、今また距離的、物理的に離れる第2の分離を体験しています。
子育ては「分離を喜べる愛」
それは本当に崇高な愛だと思うのです。
次男よ、はよニキビなおしなさい。